近年男性用日焼け止めのCMが流れたり、街中でも日傘を差す男性が増えてきました。
「そもそも、男性に日焼け対策は必要なのか?」
「どういったケアをしていいか分からない!」
このような悩みを持つ方も、多いのではないでしょうか。
今回は男性に日焼け対策は必要なのかや紫外線の悪影響、おすすめのケアを紹介します。
目次
男性でも日焼け対策は必要!紫外線は肌へ悪影響を及ぼす
日焼け対策は女性のイメージが強いですが、男性でも日焼け対策は必要です。
まず人間は、紫外線を浴びると肌の中で炎症が発生。
肌の水分が保てない状況になり、肌の乾燥やニキビ、シワなどに繋がります。
さらに紫外線により肌内部でメラニンが生成され、シミを発生させる原因に。
肌荒れをしていると、清潔感は感じにくいですよね。
健やかな肌を保つために、男性も日焼け対策を取り入れましょう。
男性におすすめの日焼け対策5選
男性でも日常生活で取り入れやすい、日焼け対策を紹介しましょう。
- 日焼け止め
- 帽子
- サングラス
- UVカットウェア
- 日傘
それぞれ詳しく説明しますね。
男性におすすめの日焼け対策その1【日焼け止め】
デパコスからドラックストアまで幅広く販売されている日焼け止めは、男性でも手に入れやすい日焼け対策です。
ちなみに日焼け止めに書かれている、「SPF」と「PA」の意味を知っていますか?
SPFは日焼けの元になる紫外線B波を防ぐ指標で、PAはシミやシワの発生に関わっていると言われる紫外線A波を防ぐ指標です。
SPFとPAが大きくなるにつれ日焼け止めの効果は高いですが、肌への負担も大きくなります。
どのようなシーンで使うのかや、テクスチャや使うシーンで選ぶといいですよ。
日焼け止めの選び方①テクスチャー
日焼け止めには、さまざまな種類のテクスチャーがあるので好みのものを選びましょう。
- ミルク・ローションタイプ:伸びやすく保湿効果も高い。敏感肌にも向いている。
- クリームタイプ:保湿力が高く、しっかり塗れる。落ちにくいのが特徴。
- ジェルタイプ:伸びが良く、塗った後はサラッとしている。
- スプレータイプ:手を汚すことなく塗れる。さっぱりした使用感で塗り直しが便利。
しっとりした使用感や敏感肌の方には、ミルク・ローションタイプがおすすめです。
またしっかり日焼け止めの効果を感じたい方は、クリームタイプがいいでしょう。
塗った後ベタつきを感じたくない方にはジェルタイプや、スプレータイプが向いています。
日焼け止めは一回塗っただけで、その日丸1日の効果は発揮できません。
塗り直しが必要なので、自分の好みのテクスチャーを選ぶことが、日焼け対策継続への一歩です。
日焼け止めの選び方②使うシーン
日常使いや仕事の外回り、スポーツ・レジャーなど使うシーンによって日焼け止めを変えましょう。
日焼け止めはSPFの数値や、PAの+の数が多ければ多いほど紫外線カットの効果が高いです。
それに伴い、肌への負担も大きくなるのが特徴。
自分がどのようなシーンで使うのかを意識して、何種類か購入することをおすすめします。
中には日焼け止めを落とす際に、クレンジングが必要なものも。
商品の注意書きを、よく確認してから購入しましょう。
- SPF10〜20、PA++:通勤や買い物など日常使い。
- SPF30〜40、PA+++:仕事での外回りや屋外での軽いスポーツ・レジャー。
- SPF50〜、PA++++:海水浴やゴルフ、サッカーなど炎天下でのスポーツ・レジャー。
男性でも買いやすいおすすめの日焼け止め
男性でも買いやすい日焼け止めを4つ紹介します。
- 花王『キュレル 潤浸保湿 ベースミルク』(ミルク・ローションタイプ)
紫外線だけではなく、保湿成分により乾燥も防いでくれる日焼け止め。
肌がべたつかず、なおかつしっとりさせてくれる、低刺激性の商品。
- クワトロボタニコ 『ボタニカル オイルコントロール&UVブロック』(クリーム)
皮脂とテカリを抑えつつも、つるんとした清潔感のある肌を演出。
男性の肌トラブルに働きかける、4種類の植物エキスで美容効果も。
- 良品計画『無印良品 日焼け止めジェル』(ジェル)
伸びが良く、つけた後もサラッとしているのに紫外線カット効果が優秀。
価格もお手頃で保湿成分が入っており、せっけんで落とせる手軽さから人気の商品。
- コーセー『 サンカット プロテクト UV スプレー』(スプレー)
スプレータイプで全身に塗りやすく、髪や頭皮にも使える優れもの。
使い心地もサラッとしており、日焼け止めスプレー売上累計1位。
キュレル 潤浸保湿 ベースミルク | ボタニカル オイルコントロール&UVブロック | 無印良品 日焼け止めジェル | サンカットR プロテクト UV スプレー | |
価格 | 1,650円(税込) | 2,475円(税込) | 890円(税込) | 768円(税込) |
容量 | 30ml | 50g | 150ml | 60g |
タイプ | ミルク | クリーム | ジェル | スプレー |
UVカット | SPF30/PA+++ | SPF50+/PA++++ | SPF50+/PA++++ | SPF50+/PA++++ |
香り | 無香料 | 柑橘系ベルガモットとローズマリーの香り | 無香料 | 無香料 |
落とし方 | せっけん・洗顔料OK | せっけん・洗顔料OK | せっけん・洗顔料OK | せっけん・洗顔料OK |
男性におすすめの日焼け対策その2【帽子】
帽子は、男性でも気軽にできる日焼け対策です。
黒色や紺色など濃い色を選ぶと、紫外線の透過率が低いのでいいと言われています。
またつばが短いと、紫外線をあまり予防できません。
つばが10cm以内であれば、なるべく長い方がいいです。
さらに紫外線カット効果のある素材の帽子を選ぶと、より高い効果が見込めるでしょう。
ただし地面からの紫外線の照り返しもあるため、日焼け止めと併用することをおすすめします。
男性におすすめの日焼け対策その3【サングラス】
目への日焼け対策としては、サングラスが効果的です。
紫外線が影響を与えるのは肌だけではなく、目にも影響を及ぼすのを知っていますか?
目の中で蓄積された紫外線はドライアイや慢性的な充血、白内障を起こすリスクがあると言われています。
肌だけではなく目の日焼け対策として、紫外線カットの性能があるサングラスを選ぶといいでしょう。
男性におすすめの日焼け対策その4【UVカットウェア】
UVカットウェアも、手頃な価格で取り入れやすい日焼け対策となっています。
最近はおしゃれなものなども増えてきており、コーデに組み込んでも違和感がありません。
衣服には紫外線をカットする指標として、UPFという指標が使用されます。
洗い替え用や使うタイミングによって、何枚か持っておくと便利ですよ。
- UPF10〜20:日常生活の買い物や散歩など
- UPF20〜30:屋外での短時間のスポーツなど
- UPF30〜50+:炎天下のゴルフやマリンスポーツなど
男性におすすめの日焼け対策その5【日傘】
日傘は日焼け対策だけではなく、熱中症対策にもおすすめです。
こちらも帽子と同様に、白色などの明るい色より黒色や紺色など暗い色の方が紫外線カット効果が期待できます。
また体に直接日光が当たるのを防ぐため、体感温度が下げられるというメリットも。
折りたたみ傘は持ち運びやすく軽いものも多いので、日傘を取り入れるのも1つですよ。
男性でも日焼け後の対策、アフターケアが大切!
日焼けは肌のやけど状態なので、なるべく早くアフターケアをしましょう。
以下の手順がおすすめです。
- 冷水で肌を冷やす、もしくは濡れタオルを巻く
- 肌が十分に冷えたら、化粧水や乳液でやさしくしっかり保湿する
- 水分やミネラルをしっかり摂る
- 肌がむけてきたら触らず、自然にむけてくるのを待つ
日焼けはそのままにせず、アフターケアを行い紫外線からのダメージを最小限に抑えることが大切です。
日焼け対策は今からでも遅くない!できることから始めよう
今回は男性に日焼け対策は必要なのかや紫外線の悪影響、おすすめの対策について紹介しました。
紫外線は肌の乾燥やシミなどのトラブルを招くので、男性でも日焼け対策は必須。
また日焼け止めや帽子、サングラスなどを利用し日焼けを予防することが大切です。
紫外線は今の時期から、夏にかけて強くなってきます。
今から日焼け対策をしっかり行い、清潔感のある肌を目指しましょう!